その彼と出会ったのは、友達に半ば無理やりに誘われた趣味の場所でした。
無理やりに誘われたものの、続けていくうちにその楽しさを見出すようになり、
誘った当事者以上に私はのめりこんでいました。
そんな中で知りあった彼。
自然と会話をするようになり、気が付くと何時も一緒が自然体の2人になっていました。
彼は私の話をよく聞いてくれる人でした。
そしてそんな彼の姿勢を見ていると、私も彼の話を聞きたいと思うようになりました。
そうしていくうちに2人の間で「理解しあう」という心を持つようになり、「お付き合いしていきたい」と思うようになりました。
「俺達、付き合いませんか?」
と改まったように言う彼に私は思わず笑ってしまいました。
すごく嬉しい瞬間。
私は彼との日々の中で強く感じた事がありました。
それは
「吸収」です。
互いに沢山の話をして沢山の感情を見せ合っていきました。
それを反論したり、言い合いになったりせずに
「吸収」しあうことで互いに強くなれて絆も深いものになっていったと考えています。
私は基本的に意地っ張りなのにそんな自分になれたのは
彼が「吸収上手」だからだったのかもしれません。
彼と沢山のものを吸収しあい、不必要な事はスポンジを押して水を出すように排出していく。
そんな関係は長く続きました。